草垣の姿勢
「隠れた部分」だからこそプロとしての責任を持つ
草垣工業が施工する建築物の鉄筋は、エンドユーザーの目に触れることのない隠れた構造部材です。コンクリート打設後は見えなくなる部材だけに、数年前に世間の耳目を集めた「耐震強度偽装問題」のような違法な手法で、コストや工期の圧縮を図ろうとする事業者も少なくはないようです。
そんな中で私たち草垣工業は、鉄筋工事のプロとして、『責任の持てる仕事』を信念に掲げ歩んでまいりました。高水準な配筋を通じて、優れた建築物を、より多くのエンドユーザーに提供するお手伝いをする。元請け各社はもちろん、エンドユーザーに対しても、責任を持てる仕事に徹する。独自技術である「鉄筋連結組立工法」は、工期短縮・コスト圧縮という元請け側のニーズに応えつつ、全ての現場で高水準な工事品質を維持したいという、私たちの責任感から生まれたアイデアに他なりません。
少子化が進む我が国において、いわゆる“3K業務”である鉄筋工事業界では、若手人材不足がますます深刻化していくでしょう。そうした業界全体の問題に対しても「鉄筋連結組立工法」は、経験の浅い職人でも標準品質の施工が可能な技術として、さらに、在来工法と比較して極めて現場安全性の高い工法として、需要が高まっていくものと予想しています。 表からは見えない隠れた部分だからこそ、責任の持てる仕事を。草垣工業が、創業から50年近くにわたって多くのお客様から選ばれ、御支持いただいているのは、ひとえにこの信念によるものだと自負しております。