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コストダウンへの取り組み

コストダウンへの取り組み
仕事の効率が上がれば自ずとコストダウンにつながる
草垣工業の独自技術である「鉄筋連結組立工法」は、もともとコストダウンを目的として開発した工法ではありません。もちろん現在も、コストダウン効果を声高にアピールしているわけではありません。高品質な配筋工事を、安全に、短い工期で施工した結果として、コストダウンにつながる。そこに価値があると、私たちは考えています。

そもそも「鉄筋連結組立工法」は、自社が直面している課題を打開するための、半ば苦肉の策として生まれたものです。点付け溶接やアークストライクが公的には禁じられている中で、元請け側からは工期短縮の指示が入る。不人気職種であるがゆえに、人材確保はスムーズではない。工事現場における安全性の確保も、常に意識せねばならない・・・等の課題がありました。
それら課題に対する解決策が、1本(または1枚)の部材をあらかじめ工場内で加工し、ピッチを確保した状態で溶接レスで組み立てるアイデアだったのです。試行錯誤の末に完成した「鉄筋連結組立工法」は、当初の予想以上の効果をもたらしました。

現場における作業安全性が高まると同時に、鉄筋の熱変性も防げる。経験の浅い職人でも、ベテランが施工するのと同品質の配筋工事ができる。業務効率が向上したことで工期の大幅短縮が可能になり、“副次的”な効果としてコストダウンも実現します。 手抜きや粗悪素材の使用などではなく、より良い仕事をすることで、結果的にコストダウンに結びつく。それが、「鉄筋連結組立工法」のコストダウン効果の真価と言えるでしょう。
連結組立工法をさらに効果的にするのがユニット工法です。工場内で先組することにより、現場での組立作業のスピード、安全性が飛躍的に向上します。もちろんユニット化せずとも、鉄筋同士が連結されているため、現場での組立作業も時間が短縮されます。
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